骨髄バンクドナーの経験談

本来ドナーになったことは大っぴらに公言してはいけないのだが、幸い?なことにこのブログの存在は誰にも明かしていないので、身元が分かることはまずないだろう。

あれっ知ってる話と違うな?実は自分の近縁者が5年以上前に骨髄ドナーを経験してるんですが、その人の母親経由でバンバン話を聞いたぞ?と思ったら、コメント欄で補足が入ってました。
何はともあれ、ドナーお疲れ様でした。上記エントリでは登録→適合通知→手術、とサラッと書いてありますが、自分が聞いた話で一番苦労したのは術前適合確認だそうです。なんでも骨髄バンクに登録しているのは簡単な型だけで、バンクで適合が確認された後に患者さんと本当に型が一致しているか何度か再検査が必要だったそうです。そうすると、検査のたびに仕事を休まなきゃいけない。それが非常に社会的負担になってるだろうと・・・具体的には、その人は公務員だから休めたけど「普通の会社員はあんなにポンポン休めないよ。そこが制度的に不備になってるんじゃ」という経験談を聞いたもので。術前検査の費用は患者さんが負担しているので、「やっぱ途中でやめます」とも言い出せず心苦しかったそうです。何より向こうは命がかかってるから藁をもすがる思いでしょうしね。かといってドナーの仕事が減るわけじゃないですし、難しい話です。