元旦の天文ショー


 元日の月食は部分月食で、夜明け前の4時20分ごろに最も欠ける。最大で8%ほどだが、初詣でに行きながら空を見上げれば、わずかに欠けた満月が見えそうだ。
 部分月食は6月26日にも見られ、12月21日には皆既月食がある。1年で3回の月食が日本で見られるのは100年に1度ほどしかなく、次は2094年だという。 日食は年に2回ある。まず1月15日夕に太陽が欠けたまま沈む部分日食が長野県や山梨県静岡県より西の地域で見られる。欠け始めは午後4時50分ごろ。西に行くほど大きく欠け、名古屋で2割、大阪で3割、九州なら半分以上、沖縄では6割になる。7月12日にはイースター島など南太平洋で皆既日食があるが、日本では見られない。
日本で初の元旦月食というのは、旧暦時代には元旦は必ず新月だからだそうです。日本初じゃなくても、初日の出の前に月食というのはロマンがあっていいですね。
2010年は月食3回に日食も2回あるとか。天文ファンは大忙しでしょうが、一般人としては日常生活の合間に夜空を見上げたら目にできる、くらいがちょうどいいです。今年7月の皆既日食騒ぎみたいなのは、もう結構。
【追記】
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北・東日本は大荒れに=年末年始の天気予報−気象庁