マスゴミのドルジ引退特集

TVでは追加情報の発信に余念がありません。まずNHK正午のニュース。同僚関取の反応として

高見盛 「まぁ仕方なかったんじゃないですか。色々ありましたし」

同門なのに実に冷たい口調でした。対して

朝赤龍 「一緒にモンゴルから来て頑張った仲間だから。本当に偉大な横綱。お疲れ様でした」

朝赤龍関は同部屋、同郷なだけあって全てを知っての深いコメントでした。続いて民法をザッピングしてTBSとテレ朝のワイドショーをチェック。TBSには舞の海さんと、何故か野村サッチーがコメンテーターで出演してました。デーモン小暮閣下の談話は電話録音で入りましたが

デーモン小暮閣下 「指導し損ねた親方、相撲協会の責任をとるのが咲きなんじゃないか」

とごもっともな意見。元からドルジファンなサッチーもドルジ擁護に回ります。それに引きずられたのか

舞の海 「土俵の上では鬼になる、と言ってましたが、本当に『殺してやるぞ』ぐらいの気じゃないと負けてしまう。その一方で品格を求められて混乱しますよね。横綱は「そうはいっても俺は強いんだ」という気持ちがあったのでは」

と、普段の批判口調を引っ込めてました。それを受けて

司会アナ 「暖房つけながら冷房をつけるようなもの」

と例えてましたが、言いえて妙だと思いました。テレ朝の方は特集の最後だけ見られたんですが

朝青龍というのは、自分の素質と努力でここまで強くなった人。それを名横綱まで育てられなかったのが残念」

というコメントが出てました。
ここまで来ると逆に気持ち悪いです。イジメで自殺しちゃった同級生へ反省学級会みたいで「マジで辞めちゃうなんて、オレたち軽い気持ちでからかってたのに」みたいな空気が腹立たしいです。お前らが面白おかしく悪者扱いし続けたから今回の引退につながったんだろうが。おかげで相撲ファンはドルジの素晴らしい取組が見られなくなり、相撲界は強い横綱を失い、対モンゴルとの国交まで悪化しそうなんだぞ。この怒りをどこにぶつければいいのやら。