弱い者達が夕暮れ、さらに弱い者をたたく

むらログ: 朝青龍引退に見るジャーナリズムの病理
2007年のサッカー騒動から、マスコミのドルジ報道がいかに歪んでいったかをわかりやすく書いてらっしゃいます。この記事もそうですがコメント欄を読んでて恐ろしくなってきました。マスコミが一度偏った報道をして国民が嗜好性を示したら、意向の記事はドンドン偏りまくるしかない。この事実を「これだからマスゴミは」とか「火がないところに煙は立たないんだよ」と思った人に、この言葉を。

ナチス共産主義者を弾圧した時、共産主義者でない自分は行動しなかった。ナチスは次に社会主義者を弾圧した。社会主義者でない自分は抗議しなかった。ナチスは、学生やユダヤ人に弾圧の輪を広げ、最後に教会を弾圧した。牧師の自分は立ち上がった。時すでに遅かった。『抗議するには誰のためではない、自分のためだ』」=ヒトラーに抗議し、収容所に送られたドイツの牧師マルティン・ニーメラーの言葉(04年8月8日付『朝日新聞』?「風 ロンドンから-外岡秀俊」から)。

次のマスゴミのターゲットは、自分かもしれませんよ?有名人じゃなくても犯罪被害者や災害に巻き込まれた人でもターゲットになり得るんですから。