大学教員のテニュア制度

准教授が銃乱射なぜ?アメリカの大学の光と影
別にアメリカに限ったことではないですが。若い研究者は色んな研究ポジションを転々としながら研究成果を挙げるべし、そしたらいずれ終身雇用ポジションをゲットできるから頑張れよ。というのが現在の理系アカデミアの世界です。しかしピラミッド型の組織な以上、上のポジションが終身雇用制だった場合、いくら下の立場の若手が頑張っても空席は出ないですから、熾烈な椅子取りゲームが繰り広げられています。今回の銃乱射事件の犯人に同情しちゃうんだよなぁ・・・
他方で、アメリカの大学でゴミより酷いテニュア教授も見てきました。若いときは知りませんが、自分が在学してたときは立派なアル中で、二日酔いで「気分がすぐれないので終わり」と講義の途中で口を押さえて退場した生理学教授。アンタのことですよ。それでもテニュアだから、いくら学生アンケートで散々なスコアが集まろうと、首にはならないんです。歪んだ制度だよな。