久々の大型入門力士


 15歳にして身長193センチ、体重147キロという大器が大相撲春場所(3月14日初日・大阪府立体育会館)の前相撲で初土俵を踏む。石川・西南部中から高田川部屋へ入門し、場所前の新弟子検査を受ける予定の達綾哉。「3年以内に関取になりたい」と力強く言い切る。

 石川県七尾市出身で、同郷の元横綱輪島とは遠い親せきにあたるという。「相撲が大好きで、ほかの競技をやろうという気にもならなかった」と小学1年の時から土俵一筋。昨夏の全国都道府県中学生選手権では個人と団体の2冠に輝いた。

 目を見張るのが、その日本人離れした体格。身長は横綱白鵬より1センチ高く、体重はこの半年で10キロ以上増えた。足のサイズも32センチと規格外だ。

 得意は押し相撲で、理由は「まだ(左右)どっちの四つ身がいいか分からないから」。

 高校、大学へ進む有望株も多い中で「横綱になるという夢に少しでも早く着きたい」と迷わずプロ入りを決めた。

まだ四つ身も決まっていないのに、全国中学生選手権で2冠達成ですか。期待の新人力士ですね。スキャンダル続きの大相撲界でつぶされませんように。