消費のダイエット

まずは“捨てる”から始まる 「消費のクリエイティブ」− カロリーオフではなく、一番楽しいものを選ぶ知性
一生物のカラーボックス」ワロタw それはさておき、糸井重里さんの消費に対する考え方がよく分かります。書いてあること自体はありふれたことなのですが・・・例えば「湯呑みを12000円のもの1つにして愛着を持とう」というのは『こだわりの一品』ってことですよね。「消費のダイエット」は『物余りの時代だからこそ・・・』に通じるし、「百貨店をメディアに」というのは『物語のある消費』ということだと思います。どれもどこかで耳にしたことがあるようで、突き詰めると「付加価値」に集約するはずなのに、糸井さんが書くと生き生きとした内容になるのは何故なんでしょう。
消費のダイエットということは、不要な物は買わない/捨てるということですから、物が売れない不況と紙一重です。糸井さんが「良いものだけ厳選して買う」派だとしたら、もう一方では「余裕ないから安いもので間に合わす」派も確実にいます。かくして消費の二極化がどんどん加速するわけか。納得。