コウノトリは静かな環境を好むと申します

殿下のあのお言葉は、正しかったという研究結果が出ました。


 米国立衛生研究所(NIH)と英オックスフォード大学の研究グループが妊孕性の低下と唾液中のストレスマーカー高値が関連する可能性が示唆されたとの前向きコホート試験の結果を報告した(NIHリリース,Fertility and Sterility 8月号オンライン版)。過去に妊孕性に問題のなかった女性でストレスマーカー高値と妊娠率の低下が関連することを示した初めての試験だという。
オリジナル論文→Stress reduces conception probabilities across the fertile window: evidence in support of relaxation. Louis GMB et al. Fertility and Sterility. 2010 Jul 30. Epub online.
妊娠を望む18〜40歳のイギリス人274人のストレス度合いと妊娠を調査したところ、ストレスの増加を示すα-アミラーゼが多い女性ほど妊娠しにくい関連性が明らかになりました。NIHもリポートを出してます。
まぁ経験則として分かっていたことでしょうが、きちんとした研究結果として示されることが重要なわけです。それより自分は、α-アミラーゼがストレスの指標に使えることに驚きました。パン食べ過ぎなんじゃないんだw