発作で運転事故 アゲイン


 親族によると、藤崎容疑者は大学生だった約10年前、バイクの自損事故で頭の骨が折れる大けがをした。昨年ごろから発作が起きるようになり、最近も月1回程度の発作があって通院。3日前の家族会議で、「車に乗る仕事なら辞めた方がいい」と忠告されていたという。呉服雑貨店の経営者は取材に「持病のことは全く知らなかった」と話している。

 府警によると、藤崎容疑者は2001年に運転免許を取得し、先月5日に更新していた。過去に病気で意識を失ったことがある場合、自主申告を求められているが、藤崎容疑者は伝えていなかったという。

容疑者を含め多くの人が死傷した事故で、非常に痛ましいです。最初にニュースを聞いたときは、秋葉原の事件のような覚悟の上の大量殺人なのかと思いましたが、夕方すぎには「てんかん」というキーワードが出てきました。茨城クレーン車事故と類似しているようです。
納得できないのは、茨城は車がないと生活が難しい地域ですが、京都は車がなくても不自由なく生活できる場所なことです。容疑者は、なぜ発作が起きているのに運転を続けていたのでしょうか…?家族も忠告し、通院していた病院からも運転は避けるように言われていたとテレビで報道されてました。それなのに運転していたのなら、消極的な殺人に近いのでは。
あと一つ気になるのは、NHKが「発作の起きる病気」という歯に物がはさまったような言い回しを繰り返している点です。確かに、運転中に意識を失う可能性がある病気は、てんかんに限ったわけではないです。糖尿病など、多岐に渡ります。しかし今日のNHKの隠し方は不自然さプンプンで無理がありましたよ。他の局や新聞がてんかんって伝えてるんですから、隠しきれないと思うんだけどなぁ。