日本語の青、英語の黄色


 友人から、"Can you pass me a yellow envelope?(黄色い封筒とってくれる?)"と聞かれたんですがどこにも黄色い封筒なんてないんですよね。どこ?って聞くと、そこにあるじゃん。って言われる始末。で、これからな?と思って茶封筒をとって確認すると、これでいいらしい。そのときは、茶封筒のことを、"Yellow Envelope"というんだ。。。と理解してたんだけど、数日後にまた出来事が。

 今度は、ホテルのフロントにタクシーを呼んでもらうようにお願いしたときのこと。5分くらいで"yellow colored taxi"が到着するから、ロビーで待っててくださいと言われたので待ってたけど、それらしいタクシーが10分経ってもみえず。ややしばらくすると、タクシーの運転手がホテルに入ってきてなにやらフロントのひとと話してて僕のほうを指さすんですよ。するとホテルの人が、タクシーがとっくに着いてるけど乗らないのか?と言われて驚きました。だって、タクシーのボディーの色が思いっきり「茶色」なんだもん。

 後日友人に茶封筒の件とタクシーの件を聞いてみると、なんとも、日本人とアメリカ人の色彩感覚の違いが原因だったよう。日本人の「黄色」といえばレモンのような色を思い浮かべるけど、アメリカ人は、レモンカラーはもちろん、ベージュ、薄茶、ひいては茶色までが「イエロー」のカテゴリーらしいのです。日本人の子どもが書く太陽の色は国際的にも珍しい「赤」だとは知ってたけど、「イエロー」については初体験。そういえば、日本人はイエローモンキーなんても言われてたな、、、なんてことも思い出してみたり。色は奥が深いです。。。

興味深いです。オリジナル記事には「茶封筒」の写真もあるのですが、英語ならyellow envelopって自分も呼ぶと思います。日本語だと「茶封筒」って独立した単語だけど、英語だとbrownよりyellowの方が口にしやすいからかな?
黄色の範囲が広いとは認識してなかったです。日本語でいうところの「青」みたいな感じ?むしろ日本語の黄色の範囲が狭くて、その類似色の名前が豊富なだけかもしれませんね。