足の筋肉で心筋再生

仕組みは、まず太ももから筋肉を切り取り、筋肉の元となる細胞だけを抽出します。その細胞を増やして薄い膜のようなシートをつくり、弱くなった心臓に直接貼り付けることで元気な筋肉細胞が入り込み、心臓の動きを再生させるというものです。

これはすごい。患者本人の足の筋肉で弱った心筋を再生させる治療に、大阪大学が成功したそうです。これなら今までドナーが見つからずに海外治療を余儀なくされていた小児の循環器系疾患でも、国内で拒否反応なしの治療を受けられる可能性が出てきました。万能細胞(iPS細胞)といい日本発の画期的な治療法が次々と出て、実に素晴らしい。

何も言えない

 馬込容疑者の母親は息子の振る舞いに悩んでいたらしい。周囲にこうこぼしたことがあった。
 「息子が言うことを聞かない。何を考えているのか、わからない」
 馬込容疑者は、自殺したとされる船越カトリック教会で子供のころに洗礼を受け、同教会に通っていたという。

 午前7時35分 県警が教会の敷地内で血を流して倒れていた馬込容疑者とみられる遺体を発見。馬込容疑者の母親が本人と確認

言い方の問題

Today's Crack" (今日の一撃): 統計と直観
直感的には分かりにくい統計の問題でも言い方を変えれば理解できる、という話。例に挙げられてるのは簡単なベイズの事前確率・事後確率ですね。確かに直感的には分かりにくいかもしれません。
しかし私が「これはちょっと」と思ったのは、上記エントリの元記事の方です。

「答えは2分の1ではないのか」というものだ。例えば、メールで転送されてきた、ある読者のコメントは、「男女の確率が1:1なら無作為に2人選んで一方が女なら、他方が男の確率は独立事象なので、どんなにがんばっても2分の1です」というものだった。(中略)
「がんばろうががんばるまいが、答えは同じなのは当たり前ですね。『どんなにがんばっても』という表現は、執筆者を馬鹿にしたいということなのでしょうが、はっきり言って、その人こそ愚かです。そういう勘違いをする人がいるといって教えているのに、それでも自分が正しいと考えて、疑うこともない。聞く耳を持っていない。うーん、困ったものです。こういう人は、相場には向かないでしょうね。他方が男の確率は独立事象ではないなどと、私はまったく言っていません。しかし、サイコロを振って次に出る目の確率を聞いているのではないのです」
 と言ったのだが、当然、デスクも困惑。そこで、どう説明すればわかってもらえるか、よくわからないまま、以下のような回答をした。

なんだこの上から目線は。筆者は大学の経済学部教授だそうですが、こういう先生は確かに一定数いるかもしれません。でも自分は統計を齧った端くれとして、こうはなりたくないなと自戒しました。