大豆由来のイソフラボンはなんちゃって科学?!

人様のサイトにコメントを一度残したのですが、どうも返事が長くなりそうなので自分のページに書きます。「豆乳を飲むと豊乳になるか」という文章だったのですが、そのコメントで「乳糖消化不全の仕組み」と「大豆由来のイソフラボン」について疑問があがってたので。
まず「乳糖消化不全」ですが、生まれつき乳糖分解酵素を持っていないアレルギー体質の人を除くと、大人になるにしたがって牛乳を飲めなくなる人が主流のようです。このサイトによると、大人になるに従い消化酵素が減っていくのは劣性遺伝だとか。へぇ〜。大学の授業では「赤ん坊のときはミルクを飲めるが、成人するに従い牛乳を飲まなくなると、乳糖を消化する酵素は不必要だと見なされ発現しなくなる人たちがいる。」と習った記憶がおぼろげにあります。(出典を思い出せず申し訳ない。)
それから「豆乳に入っている大豆由来のイソフラボン」ですが、実際に乳ガンや更年期障害に対する有効性を検証している論文が出ています。PubMedで「イソフラボン&大豆」で検索すると491件、「イソフラボン&大豆&乳」でも100件ヒットします。自宅なので論文をダウンロードできないのですが、女性ホルモンであるエストロゲンイソフラボンの関連性から女性特有の疾患に効果があるかもしれませんね。だからといって豊乳になるか、というと全く別問題だと思いますが、豆乳が女性の体に何らかの影響を及ぼす可能性が大きそうです。
更に疑問が上がれば職場から関連論文を読んでもいいかもしれませんね。現実逃避としては比較的生産的かも。