何を今さら、な話

「メリークリスマス」に代わって「ハッピーホリデーズ(幸せな休日を)」――。特定の宗教を明示しないあいさつが、米国内で目立つようになった。12月には、ユダヤ教徒やアフリカ系米国人の休日もあり、クリスマスだけを祝うのは「政治的公正(ポリティカル・コレクトネス)」に反するとの風潮が年々強まっているためだ

私がNYにいたのは1995〜99年なんで今から10年前ですが、その時からすでに"Happy Holidays"と書かれたクリスマスカードが主流でしたよ。(この呼び方は矛盾してると思うけれど、クリスマスカード以外に日本で適切な呼び名ってないですかね?)
なぜ今さらこんなことが日本の新聞に取り上げられるのか、っていえばキリスト教右派の圧倒的支持を受けて再選したブッシュ大統領ですら、クリスマスって単語を避けてることが米国内で論争になってるからでしょうね。大統領が支持者に送るカードに今年は"Merry Christmas"と書いてなかった事がビッグニュースらしいです。(でもカードの中に聖書からの引用があったからイイじゃないか、って反論もあるらしい。私にはどうでもいいことにしか思えないが。)
とにかくかの国の"political correctness"は自分の首を絞めてるようにしか思えないですね。何事もホドホドに、ってcorrectnessを誰か教えてあげられないでしょうか。