「一生でもっともおそろしい試験」

「なに?貴様は数学の教授だと? それなら答えてみろ。マクローリン級数を第n項で切ったときの剰余項は何だ。できたら許してやる。できなかったら銃殺だ。」 (旧ソ連の物理学者タム(1958年ノーベル賞受賞)がロシア革命直後、食糧買い出しに行ってゲリラ隊につかまったときのこと。彼はこの「一生でもっともおそろしい試験」に危うく合格して、無事に帰れた。相手の数学者の隊長の名は知られていない。)」(p.116)

今日のてくてく KU。もし私がそのタム教授だったとしても、銃を突きつけられた時点でブルって間違えてジ・エンドだろうなぁ。いや、こんな極限状況でも正解を出せる精神力があってこそのノーベル賞受賞者なのか。