英話がうまい≠流暢な発音

舌や口の必要な筋肉が発達していないので発音はぜんぜんダメなんですが、先生曰く「発音は無理にネイティブに近づける必要はない。むしろそのままの方が知的に聞こえるわよ。第2外国語として意識して勉強したという証しなんだから。」ほえ?どゆこと?

私も同じことをネイティブに言われたことがあります。曰く、「発音がネイティブ並で文法が間違っていると、聞き手はすごく混乱する。あなたは英語が第2ヶ国語なんだから、ネイティブの発音を目標にするんじゃなくて話の中身をしっかりしなさい」と。
日本人は英語に対するコンプレックスが強いから、英会話の上達≒ネイティブ並の発音って思いがちだけれど、英語の会話では発音より重要なことは沢山あるってことが失念されてて悲しいです。自分が伝えたいことが相手に伝われば、発音なんて二次的要素なのではないでしょうか。
国連大使の明石さんの英語インタビューをテレビで見たとき、私は明石さんの語彙や言い回しから「やはり英語が達者だ」と思ったのですが、隣に座っていた父が発音から「なんだ全然英語がうまくない」と言ったことがあります。国連のアナン事務総長の英語だって、英語ネイティブの発音とは随分違いますが立派に業務をこなしています。ネイティブ並の発音って、そんなに重要ですか?