来たるべき「大流行」に備えて

ロシュ、第三者による「タミフル」製造を認める用意あると表明
今冬はインフルエンザが大流行することは間違いないらしいのですが、鳥インフルエンザに一番有効なワクチンであるタミフルの製造をロシュ以外にも認められるかもしれません。これは私も知らなかったのですが、タミフルの特許はロシュじゃなくて米バイオ医薬品会社のギリアド・サイエンシズが保有しており、製造と販売権をロシュが独占しているそうで。
鳥インフルエンザギリシャ・トルコなどのEU圏に広がっているのに、ロシュ一社で独占してタミフルの製造が間に合わず、インフルエンザで大量死が出たらロシュは訴えられるでしょうから、この判断は妥当だったのかも。
(ところで鳥インフルエンザといえば、タイの虎が多数鳥インフルエンザに感染したというニュースを見かけたんですが、餌の鳥からインフルエンザが伝染するのでしょうか。生餌だったらわかるんだけれど。)