SAYURIの追記
エジプト人のオマー・シャリフが「ドクトル・ジバゴ」、英国人のベン・キングズレーが「ガンジー」を演じたことを例に挙げ、マーシャル監督は「最終オーディションで世界の13人の女優に会いましたが、さゆり役には(1)美しさ(2)見事なダンス力が必要でした。日本の有名女優が残っていて演技は素晴らしかったのですが、惜しいことに踊りができなかった。チャンはすべてを満たしていました」。 「シカゴ」で名声を博したマーシャル監督にはミュージカルの依頼なども殺到したが、「避けたかった。チャレンジ精神で米国のスターが1人も出ない映画を作った」と胸を張る
SAYURIの良くない評判の一つに登場人物、特に主人公が日本人じゃないといわれてますが、それについての監督の弁。日本人で十分な女優さんがいなかったら仕方ないですよね。日本人なのに英語がベラベラ、というのはハリウッド映画である以上仕方のないことかと。米国人スターをあえて一人も出なかったことも評価したいです。
この映画でハリウッドデビューを果たした日本人の一人、桃井かおりが25日のテレフォンショッキングに出たのに見逃したのが残念。日曜日の増刊号を録画しなくては。