医師パターナリズムが中途半端に崩壊している

一番は患者が医者を信頼して、その医者が「こうだと思います」と言うことに従うことなのではないかと思うこの頃。

昔はお医者さんは偉かった。患者は「先生の仰るとおりに」と意思を信頼してたから、医療訴訟なんて(ほとんど)なかったんだと思います。
21世紀の我々はインフォームド・コンセントを求めるわりには医学的基礎知識はなくて、仕方なくググって調べはじめました。それ自体はいいことなのですが、問題はヤブ医者なんじゃないかと疑ったり、医者だって人間で間違えを侵すことを知ってしまったのに、医者というブランド名から「お医者さんなんだから治せて当然でしょ」いう医師万能説を捨てきれずにいることなんじゃないでしょうか。ブラックジャックはいないのに。お医者さんのブログを覗くと我々モ人間デスという悲壮な叫びが聞こえてきそう。