植物状態の人に睡眠薬を投与すると

目を覚ますそうです。嘘みたいだけれど本当らしい。漠然と予想するに、植物状態ってのは一種の無限ループみたいなもので、そこに睡眠薬という「新たな指標」を示してやることで無限ループから脱出できるのかもしれない。いや全くの妄想ですが

Clauss医師は、この”治療法”は偶然の産物であったのだと言う。あるとき植物状態の患者のうちの1人がけいれんを起こして止まらなかったので、Nel氏がその患者を落ち着かせようと睡眠導入剤を投与したのだと、この”偶然の発見”が起きた当時のことを思い出して語った。Clauss医師は、「それ以来、植物状態の患者に毎朝睡眠導入剤を投与して目を覚まさせているんですよ。」と語る。