こちらもお粗末な兵庫県警

直後に河本被告は、自首しようと車で約200メートル先の交番へ行き「すみません」と声を掛けた。警官は3人いたが、2人は2階の仮眠室におり、1人は奥の部屋で残務整理中で職務質問できず、河本被告の身柄を確保できなかった。

河本被告は駐車場に戻ってまた少女の腹を刺し、午前4時半すぎ、現場にいたところ警官に「自分が刺した」と認めたため、現行犯逮捕された。

河本被告の言動に不安を感じた少女が事前に加古川署に相談していたことが既に分かっている。

被害者は事前に相談していたのに、加害者は一度は自首するために交番に出向いたのに、警察って本当に事後にならないと動かないんですね。「危なそう」と思っても警察には頼れないと痛感し、暗澹たる気分になります。