日本のワーキングプア支援

都会では“住所不定無職”の若者が急増。大学や高校を卒業してもなかなか定職に就けず、日雇いの仕事で命をつないでいる。正社員は狭き門で、今や3人に1人が非正規雇用で働いている。子供を抱える低所得世帯では、食べていくのが精一杯で、子どもの教育や将来に暗い影を落としている。

こういう人たちって「家/服がない→就活ができない→日雇いかプー」という悪循環に一度入っちゃうと、そこから出るチャンスがほとんどないのが問題の1つ。アメリカで見たTV番組を思い出したんですが、ホームレス/低所得者の就職活動を支援するNPO団体を紹介してたことがありました。活動内容は比較的簡単で、仕事を探している人たちに、安物でも面接に来ていけるリクルートスーツを探してあげたり、履歴書の簡単な書き方をアドバイスしたりしていました。たったそれだけ。(補足すると、そういう人たちはスーツなんて買ったこともないし、履歴書を作ろうにもPCやプリンタをつかえる環境にいない)
でも支援を受けられて成功した人は「初めてマトモな仕事に就けた」と感涙し、新しい人生を送ることができてました。日本でも近い将来こういったNPOが必要になるのかもしれません。