世の人はインセンティブで動いている

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
ティーヴン・レヴィット スティーヴン・ダブナー
東洋経済新報社
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悪ガキ教授、レヴィット博士による変わった視点からの経済分析。まだ読みはじめたばかりですが大変面白いです。一例として大相撲千秋楽で7賞7敗の力士の勝率が挙げられていて、非常にタイムリーなので今日レビューを書いちゃいます。
保育園での子どもの引き取り時間、全米学力テストでの先生のインチキ、そして相撲の星の貸し借りまで、人間がインセンティブを前にインチキをしてしまう傾向について親しみやすく解説されてます。
とはいえ今日両国で7勝7敗で千秋楽を迎えた幕の内力士は6人連続で黒星がつきました。(残りの1人の稀勢の里は不戦勝で勝ち越し
)そう考えると、星の貸し借りという悪しき習慣はなくなりつつあるかもしれません。