犬好きな人は周囲の受容をデフォルトだと思ってるのかも

犬が嫌いな人間にとっては、犬という動物は、次の瞬間何をやらかすかわからんどう出るか出てくる生き物かわからん、という風にインプットされてる。飼い主が「うちの子は」とどう言おうが、イヤなものはイヤ。なのに、イヤなものはイヤ、ということが犬好きにはどうにも理解されないらしい。

たまたまですが、今日の14時ぐらいにお金を下ろしに銀行に行ったんですよ。そしたら入口の引き戸を、買い物スタイルのおばちゃんとスピッツぐらいの大きさの白い犬が店内に入っていくのが目に入りました。そこの支店は結構大きくて、ATMは5台以上あるし、ドアマン兼警備の人もいます。でも、その警備員の人は当たり前のように犬に対してドアを開けてたから、てっきり盲導犬だと思って、自分はATM待ちの列に並ぼうとしました。
そしたら驚いたね。その犬はノーリード。首輪は長い毛で見えなかったけど。行員さんも中の警備員も困惑顔をしながら、大人しい犬を見て「かわいいね〜」なんて話をしてます。視線を無視して飼い主らしきおばちゃんの足元に座る犬。でも行列だから、狭いし、順番が来るたびに人は動くので、犬もちょこまか動いてました。あの銀行の中に犬が苦手な人がいたら、一体どうなってたんだろう。上の文章を読んで、ふと思いました。銀行側も盲導犬じゃない犬の連れ込みぐらい制限すべきじゃないのかな。ましてやノーリードなんて。