「あの犬」は1匹だけ

犬の「広報係」を務める管理センター事業係長の山根泰典さん(45)は、その一部にこう返事を出した。「お近くの施設にも保護された犬はたくさんいます。その犬たちを助けてください。絶対この犬である必要はありません」04年度に全国の施設で殺処分された犬は9万3985匹。保護された犬のうち、引き取られるのは1割にも満たない。

県動物愛護管理センターの人もわかってないな。引き取りの申し出をした人たちは、TVで救出劇が流れた「あの犬」が欲しいんですよ。そんなミーハーな人たちに「近所にも処分待ちの犬がいるから」なんて言っても通じないと思います。本当に犬が好きな人たちは、保健所で処分される犬が何万頭もいることなんて承知してます。*1

 「あの犬」はおりの中で年を越し、1月の譲渡会で「姉妹」とともに新しい飼い主が決まる。

この記事で唯一よかったと思うこと、それは「あの犬」の姉妹らしき犬も一緒に引き取られるということです。バラバラにならずによかった。2頭とも大事に育てられる飼い主の元に行くといいのですが。

*1:ちなみに実家では、2頭目の犬は保健所から引き取りました