大相撲初場所11日目

正面解説が寺尾、向正面解説が安芸乃島という豪勢な中継。序盤の取り組みで、○垣添-潮丸●、○春日王-春日錦●という「似たもの対決」が面白かったです。春日王は連日やや強引な小手投げを繰り出し続けるのは、何か深遠な理由があるんでしょうか。
大関魁皇を破って勝ち越しを決めた安馬のインタビューが、何とも言えませんでした。今までは人好きのする笑顔で「お客さんの喜ぶ相撲を取りたい」とコメントしていたのに、今日は小さな声で「頑張りました」と絞り出すのが精一杯。顔つきも鬼気迫るものがありました。変化しないと言っていたのに何度か変化をしてまで白星を積み重ねたのも、きっと色んな思いの上にある決意の表れでしょう。見てる方も辛いです。