インフルエンザとタミフルの異常行動

インフルエンザ14歳男子、タミフル服用せず飛び降り
こういう事例もちゃんと報道されるようになったのは良い徴候だと思います。あとは産経新聞の論説が比較的まともで冷静な文章なので、こういうのを読んでマスコミの煽りが冷めていくといいのですが。
しかし厚生労働省今までの解析には死亡に至らなかった異常行動は含まれていなかったと公表して、タミフルと異常行動の因果関係を白紙に戻しました。何やってんだかなぁ。今度こそちゃんとした調査をして、タミフルの安全性を明らかしないと、後世に恥ずべき薬害扱いになるかもしれませんよ。
あーでもタミフルの処方量が減るってことに注目すると、今回の騒動はマイナス面だけではないです。乱用はいけない。
【追記】
分かりやすい例えがあったので引用。

タミフルと異常行動の因果関係があるっていう発言は、車に乗ることと事故の因果関係があると言ってるようなものだよ』 

【追々記】
インフルエンザ14歳男子、タミフル服用せず飛び降り
この記事のブクマコメントを読むと、いかにマスコミ報道を信じてた人が多いかがわかる。はてなユーザは比較的高学歴の人が多いって言われてるのにな。その中で個人的に盲点だったコメント↓があった。

# 2007年03月23日 brainparasite brainparasite 医療, 社会 自ニュFにあったコメントが腑に落ちた→「タミフルを飲むと熱が下がって異常行動する体力も戻る。飲まないと異常行動したくても体力が落ちてて動けないだけとか。」