入学前の意思疎通不足?

判決によると、男性は04年、製薬会社に勤務中、同教授や助教授に入学を相談したところ、「楽観的な説明」を受け、勤務を続けながら研究ができると考え、入学を決意。同10月、同大学院医学研究科博士課程の入学試験に合格し、入学金を納付した。しかし、同教授から「最低1年間の研究への集中」を求められ、05年4月、大学側に入学金返還を求めた。

これはひどい。「楽観的な説明」ってどの程度だろうか。その会社員も、通常勤務を続けながら研究できることをキチンと確認したんだろうか。入学前から研究方針を変えたわけじゃないだろうから、やはり双方の意思確認が足りなかったように思える。それか、教授側は会社員が合格するとは思わなくて適当に説明してたか。どのケースにしてもひどい話だ。