サメが無性生殖

シュモクザメのメスとサメ以外の魚しか入っていない水槽でいつの間にか赤ん坊が生まれていたという報告です。
このシュモクザメの子供が実際に生まれたのは2001年12月とだいぶん前の話で、サメの生態を考えた上で様々な憶測と議論が行われていたようです。水族館に連れてきたときにもう受精していた、またはサメ以外の魚と交尾をして子供を作ったなどの説があったようですが、どちらも否定されています。

稚魚の時から水槽でメスだけ飼ってたのに、気付いたら1匹増えていたという不思議なお話。処女受胎・・・じゃなくて無性生殖したということが証明されたそうです。確かアフリカあたりのカエルは、雌雄のバランスが崩れた環境だとメスがオス化する種がいたような記憶がありますが、今回のケースは卵細胞が受精をすることなく分裂し、成長したことが証明されてます。ということは子どもはメス鮫の完璧なクローン体?いやはや生命の神秘ですな。