W-SIM+eneloop

 W-SIMeneloopの“出会い”は、今年初めに行われた2006年グッドデザイン賞受賞者が集まるイベントだったという。このイベントで堀田氏は、eneloopのコンセプトに共感し、三洋電機サイドにコラボレーションを持ちかけたという。「eneloopのコンセプトは、内蔵する機器を変えて繰り返し使えるというもので、これはW-SIMと同じ。一緒になにかできないかと、思い切って話しかけてみた」(堀田氏)
 前田氏は「初恋の人に告白された気分だった」と振り返る。長年充電池の開発に携わっている立場から「携帯端末と電池の設計は非常に似ている。決められた大きさに必要な物を詰め込むのは、携帯も電池も同じ」とコメント。

グッドデザイン賞がとりもったプロトタイプ。この誕生秘話が面白くてクリップしました。しかし意外なところに落とし穴↓が。

なお三洋電機は現在、ウィルコムPHS端末「WX310SA」を供給しているが、このプロトタイプについてはeneloopを提供するのみで、端末を製造したのは別メーカーだという。