「やらない」≒「できない」?

「頭では理解しているが、話さない人」と、「理解が低く、話せない人」は、他人からすればまったく同じ「黙っている人」にしか見えないのである。つまり、いくら知識として理解があっても、使わなくちゃ意味がないですよということなのだ。こうして書いてみるとあたりまえなのだが、わたしにはとてもおどろきだった。使わなくちゃだめなんだな、言葉って。

学部時代のルームメイト(ドイツ人)の送別会で「もっと喋らないと駄目だよ」と言われた俺がきましたよ。言語に関しては100%そのとおりだと思うけど、これ他の分野でも同じことは言えるのでしょうか。つまり
「わかってたんだけど今からやろうとしてたんだよ」
とか
「できるけど敢えてしなかった」
というのは、自分は「結局やらなかったんじゃん」と心の中で突っ込んでしまうんですが、世の中には「やらない」≠「できない」と捕らえるケースもあるのかなぁと、ふと疑問に思った次第です。なんか良い例を思いついたら追記します。