安倍首相の折れた心を分析する

精神科医香山リカさんも、首相が置かれていた厳しい環境を考慮に入れたうえで、こう語る。(中略) 「もし、少しでも自分の名誉を守ろうとするならば、きれいな引き際も考えるはずです。でも、今回の辞め方を見る限り、そういう形跡は見当たりません。まさに『もうダメだ』という感じで放り投げてしまったのだと思います」
 臨床心理士で矢幡心理教育研究所所長の矢幡洋さんも、唐突な辞任劇は首相の性格によるものが大きいと見ている。
 「彼は『自己愛性パーソナリティー』傾向の強い人なのでしょう。このタイプは、自己評価が実力よりも高く、実現が難しいことを夢想し、理想論を言葉にしてしまいがちです」
 「美しい国」や「戦後レジームからの脱却」という言葉は、まさにこれに当てはまるのだろう。矢幡さんは続ける。

仕事を投げ出す、自己愛が強い、夢想、理想論を語る・・・要するにお子様ってことだ。精神科医にお坊ちゃま認定をされた安倍首相、やはり総理という地位には力不足だったのでしょう。ある意味不幸な人だな。