これは良いHowToですね

 同社は単に、YouTubeからパキスタンへのトラフィックを遮断しようとしただけだったという。このプロセスは「ブラックホーリング」と呼ばれる。同社のネットワークに送られた命令は、国内のトラフィックのみを対象とするはずだった。だがどういうわけか、そのメッセージが世界中のインターネットで複製され、ほかのISPでもYouTubeへのアクセスに問題が起き始めた。
 「当社のアドレスに送られるはずだったトラフィックパキスタンに転送され、停止した」とYouTubeのレイエス氏は語った。
 問題のメッセージは、香港の通信会社PCCWが誤って自社ネットワークから世界に送信してしまったことで世界中に広まった。PTCLはPCCWなどのネットワークを介してインターネットに接続している。技術専門家は、この種の問題はきわめてまれであり、YouTubeにはどうにもできないとしている。

「どういうわけか」ということは、原因不明のまま?パキスタンのネットワークを制御してるとはいえ、一介の通信会社がルータの設定をちょっと変更するだけで世界中に影響が広がるなんて・・・アルカイダあたりが聞いたら大喜びしそうだ。爆弾テロより遥かにお手軽で被害が大きいもんな。