アメリカ、景気後退へ

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は今週行った議会証言で、その言葉を発することこそしなかったものの、行間を読んだアナリストによると、議長は景気後退(リセッション)入りしているとほぼ認めるところまで近づいているという。

ついにFRB議長がアメリカの景気後退を認め始めました。市場の現状を見てれば景気後退はとっくの昔に周知の事実なのですが、バーナンキが公に認めるのは格段の重みがあります。とかくアメリカってのは自国の景気保護が政策決定に大きな比重を占めてますから*1、今回の景気後退がアメリカの政治にどんな影響を及ぼすのか。口はうまいけど実務経験の乏しいオバマ上院議員が大統領に当選したら、一体これから4年ないし8年でアメリカの景気はどこまでズルズルと後退するのか・・・とりあえず現時点では急激な円高ドル安、それに伴い日経平均も1万3500円台まで値を下げてます。今が買い時かもな。

*1:地球温暖化防止のための京都議定書ブッシュ大統領が「アメリカの景気に良くないから」と批准拒否したことあり