ドルジは庄之助に花を贈り続けていた

さて、ほとんど報道されていないようですが、優勝した横綱朝青龍より木村庄之助親方*1に対して花束と懸賞金が贈られておりました。31代(でしたかねぇ?)木村庄之助の定年場所の時には、千秋楽結びの一番後に、花道の奥で懸賞金の束から何枚か抜き出した朝青龍が、その場で庄之助親方に手渡す場面がバッチリとNHKの中継で放映されて話題になっていました。ただ、その後はあまり報道されていないようです。

というわけで、写真は朝青龍から庄之助親方に贈られた花束と懸賞金です。ようやくほころび始めた桜の小枝でできた花束ですね。

知らなかった。引退前の最後の一番を裁いた庄之助にほころび始めた桜の花束を用意し、自分が獲得したばかりの懸賞金を抜き取って一緒に渡す・・・立派な横綱じゃないですか。できる人はなかなかいないと思うよ。
朝青龍バッシングを続けるマスコミは、優勝を決めてガッツポーズやダブルピースをする姿ばかりを取り上げるけど、こういう細やかな心配りもできる人物だってことも併せて伝えてほしいものだ。