続々・博士が100人いる村で

 秋田の応募条件は「39歳以下」「博士」の2点だけで、教職課程を修めている必要もなかった。今回採用される6人は30〜40歳で、東京大や東京工業大、東北大など一流大学の出身者。5人が常勤、1人が非常勤の教員として採用される。
 応募があるのかさえ不安だった秋田県教委だが、結果的には反響の大きさに驚かされた。意外だったのは面接で「大学にいても生活できない」と志望動機を話す人がいたことだ。(中略)
 文科省のまとめでは、19年度の博士課程修了者の就職率は6割以下、人文社会系に限れば4割を切る。希望通りに研究職へ就けた人は1割強に過ぎない。

博士が100人いる村で続・博士が100人いる村での結果が出ました。募集定員の2倍近い人数が採用されたようですが、この文面からするに学歴重視なのか? 『意外だったのは面接で「大学にいても生活できない」と志望動機を話す人がいたことだ。』という一文もそうだけど、この記事を書いた記者さんは博士持ちの現状を知らなさすぎるように感じます。