初めての女性

個人のゲノムが解読されたのはDNAの二重らせん構造を発見したジェームズ・ワトソン博士ら男性4人だった。
 オランダ科学研究機構(NWO)やAP通信などによると、同大学の女性遺伝学者マロリン・クリークさんのゲノムを解読した。今後プライバシーにかかわる部分を除いて公開を予定している。
 女性のゲノム解読によって、ヒトの遺伝子の多様性がわかり、女性には通常は二つあり、男性には一つしかないX染色体の研究にも役立つという。研究チームのリーダーは「男性が4人続いたのだから、性差のバランスをとるにはいい時期だ」とコメントしている。

初めて、というのは"女性として"個人ゲノムを解析したということですか。X染色体以外にもインプリンティングなど、確かに男性と異なる要素は沢山ありそうです。