石窯焼きパン屋で一酸化炭素中毒

30日午前7時50分ごろ、大阪市東住吉区山坂のパン製造販売店「ベーカリーファクトリー ゴッホ」から「窯でパンを焼いていたら10人ほどが倒れた。換気扇が回っていない」と119番があった。救急隊員が駆けつけ、同店の従業員10人と直前まで店内にいた女児(4)と母親(34)の計12人を病院に搬送したが、18歳と28歳の女性従業員が一酸化炭素中毒とみられ重症。女児は軽症という。
 当時、店内の石窯でパンを焼いており、東住吉署は換気状況が悪かった可能性があるとみて業務上過失致傷容疑で調べている。

従業員は「必ず換気扇(ダクト)を回すよう店内に注意書きがあった」と証言しているそうなので、スイッチの入れ忘れなのか換気扇の故障なのか現時点では不明です。そういえば1年ほど前に起きた渋谷温泉施設爆発事故でも、地下室の換気が不十分でガスが溜まったのでは?という報道がありましたが、このような事件が続くと換気の重要性がよくわかります。
サラリーマンNEOの「はたらくおじさん」で換気扇メーカーのおじさんが紹介されてた回があるんですが、その社内の「耐久実験室」で回り続けてる換気扇で、1番古いものは22年前のものだそうです。あの放送を見たときは漠然と「そんなに長く回り続けてすごいなぁ」と思っただけだったんですが、今考えると非常に重要なインフラ整備のお仕事なんですね。改めて、すごいなぁ。

多久島さん: 「この換気扇は、入社して初めて、私が本格的に自分で設計した商品なんです。自分の子ども以上にかわいらしい商品で、22年間しっかりと回り続けてくれています。あと10年くらいはがんばって回りそうですね!」