これぞ21世紀の格差社会

 近くの不動産業者は「渋谷の地価は下がったとはいえ、あのあたりは一坪(三・三平方メートル)当たり八百万円ぐらい」という。実勢価格では、土地だけで五十億円を超える計算だ。もともとは隣接する弟の「麻生」社長泰(ゆたか)氏の土地と合わせ五千平方メートルを超える大豪邸だった。
 理髪店を営む男性は「(麻生首相の祖父の)吉田茂元首相が娘や孫に会いに来るときは通りが通行止めになり、パトカーが先導した。もともと高台の人たちは商店街には縁のない人たち」と話す。
 通学途中だった渋谷区の男子大学生(21)は「麻生邸が渋谷の高級住宅地にあるなんて知らなかった。漫画も財布を気にせずに買えるんだろうなあ。うらやましい」と笑っていた。

はー、何か政治に期待するのが馬鹿馬鹿しくなる記事です。渋谷区神山町にある麻生邸は土地だけで時価50億円の大邸宅。邸宅の坂下にある商店街の人は「縁のない人たち」といい、通りかかった若者は「漫画を気にせずに買える」と羨む・・・それなんて格差社会小泉元総理のとこは地盤を次男に譲って四世議員だっていうし、こんな人たちが国政で活躍しつづけたら、そりゃ格差なんて未来永劫縮まらないでしょう。
でも一番の問題は、それがうっすらわかってても二世・三世・四世議員に票を入れる有権者なんですよね。自業自得とはこのことなり。