耳が痛い話

 「若い人の傾向として、困難に突き当たると安易な方向に向かいがちだが、自分が興味を持った課題を見つけたら、それをやりとげることが大切。難しいからやめるのはよくない」とアドバイス。「日本の女の子は頑張っている子が多いが、男の子はちょっとよくないところがある」とも語った。

下村先生・・・研究がしたいです。という冗談はさておき、このコメントは耳が痛いです。困難に突き当たってもやり遂げるには強固な意志、つきない興味、逆境でも何とかなるさと思える前向きな心構えが必要だとは判っているのですが。GFPの元になったオワンクラゲに負けないぐらい、ピカリと光る研究者になりたいものです。
そのオワンクラゲ、今のところ国内で見られるのは山形県鶴岡市立加茂水族館だけだそうですよ。特別展でクラゲ特集は割りとありがちな企画だと思ってたんですが、常設展は難しいみたいです。しかし「ずっとクラゲに力を入れて展示してきた」水族館って、ねじまき鳥クロニクルのクミコを思い出しちゃいました。ノーベル文学賞は村上さんになるんだろうか。
【追記】
今年の文学賞はフランスのJean-Marie Gustave Le Clézioさんに送られることになりました。
村上さんが受賞したら長年のファンとして素直に喜べる自分がいる。あっそうか。物理賞・化学賞で感じた違和感の中には「受賞者が日本人なだけで内容も知らずに喜んじゃって ( ´,_ゝ`)プッ>お祭り騒ぎの人たち」って気持ちもあるなぁ。俄か便乗っぽくて薄っぺら院だよねー