舛添よく言った

医師の計画配置は「憲法違反」―舛添厚労相インタビュー(上) (下)

インセンティブと組みにした規制なら意味を持ちますが、インセンティブのない規制は最悪です。独裁者的に抑え付けてうまくいったケースがあったら教えてほしいです。もし規制してうまくいくのであれば、ソ連は今ごろ世界で繁栄していて、日本のような自由な社会は沈没しているはずです。読売新聞の提言のようにすれば、医師の失業者は一人もいなくなり、ぴしっとはまるでしょう。しかし、そこで何が起こるでしょうか。もしわたしなら、仕事を午後5時でやめ、給料分しか働きません。「一日も早く研修の2年間が終われ」と思います。そして5時以降に、裏でアルバイトをするでしょう。これがソ連でなされていたことです。ソ連の国営農場で栽培されていたジャガイモは、作る方にやる気がなくて小さかったといいます。一方で、裏庭のジャガイモは自由市場で売れるようにするために、丸々と太っていたそうです。がんじがらめにやられたら、人間は手を抜きます。(中略)
もしも「お前は何県で、何科に行け」とすれば、学生は「そもそも医者になりません」と言うでしょう。

医師不足問題に限らず、人を動かす組織の長としての意識をしっかり持ってるね。素晴らしい。医師の配置計画とか言い出す輩は、そもそも医師が自由意志を持った人間だってことを忘れずに医療改革を進めてください。