惜しい人を亡くしたもんだ

 ナンシーさんと生前交流があった安齋肇さんや川勝正幸さんなどで結成された実行委員会を中心に、ナンシーさんの仕事場に残された5千個にも上る作品を多くの人に見てもらいたいと、7回忌に合わせて企画されたもの。今年6月に開催された東京・渋谷の「パルコファクトリー」を皮切りに、名古屋、仙台を巡回。渋谷会場では11日間の期間中、1万7,000人を動員する盛況ぶりを見せた。

行きたい・・・けど行動範囲には来なそうで残念。6年前に夭折されてから色んな事件があったけれど、折に触れ「ナンシー関さんが生きてたら何て書くんだろう」と思いを馳せてます。今の麻生政権やら米騒動のドタバタやら、さぞウィットに富んだコラムが出来てただろうな。未だに彼女の穴を埋められる文化人は出てこないし、これからも現れないかもしれない。つくづく惜しい人を亡くしたもんだ。