就活のバカヤロー
石渡氏は「焼肉の生焼け理論」を唱えている。ひとりが生焼けの肉を食べると、他の人も次々に箸をのばす。しまいにみんな生焼けの肉を食べるが、みんな心の中では「おいしくない」と思っている。「結局、誰も満足しないが、ただ流されて、そうせざるを得なくなっている。学生も、企業も、誰も主体的でないことが就活の大きな問題」と指摘する。
何て言いえて妙な。ちょうどフラスコさんのところで就活と教育活動の逆転現象について読んだばっかなのでタイムリーです。「就職活動している学生は、まだ教育の半分も終わってません」≒生焼け、なんですよねぇ。企業は青田買いどころか苗床を漁ってる状態だと思うんですが、田植えすらされてない苗を手にしたって根付いて稲が実る保障は低いかもしれないのに。思えば就職活動を「就活」なんて呼び始めた辺りから急激に本末転倒なのが顕著化したような気がします。ソースはないけど。