港国際花火大会がピンチ

 横浜の夏の風物詩として七月の「海の日」に合わせて開催されている「みなと祭国際花火大会」について、主催の中核である横浜商工会議所(横商)が、二〇〇九年から取りやめる方針を固めたことが二十四日、分かった。安全確保への懸念を主な理由としており、既に関係機関に意向を伝えている。一方、半世紀以上にわたって市民に親しまれてきたイベントだけに、主催者の変更や規模縮小などにより、別事業として再生させる計画案も浮上している。(中略)
 主な見物場所は山下公園みなとみらい21(MM21)地区で、〇九年は横浜開港百五十周年のイベント地区と重なる。このため横商は例年以上の混雑を予想。多数の死傷者が出た兵庫県明石市の花火大会歩道橋事故の例も踏まえ、安全性を最優先する方針に傾いた。さらに運営資金の逼迫(ひっぱく)やスタッフ確保の難航も毎年の課題になっており、これを機に幕を下ろすことにした。

7月20日の港国際花火大会といえばハマっ子恒例の夏のイベントですよ。最近は各所で花火大会が開催されていますが、これは50年以上の歴史を誇る大古参。自分も子どものときは親戚と、中高生時代は同級生と山下公園まで見に行ったものです。大人になってからは見所スポットが大さんばし〜みなとみらいに拡大し、開催日も7月第3月曜の海の日に変わって、場所取りのお供がビールになっても、それでもやっぱりハマの花火大会はコレ。横浜の夏は港国際花火大会で始まるんです。それを未来永劫取り止めなんて・・・ショック大きすぎて茫然自失。なんとか残してもらえないだろうか。