人は見た目が10割

この話をあるマスコミ関係者から聞いたのは
 福島県大野病院事件で加藤先生が無罪になってすぐ
だった。
 絶対激怒すると思ったから黙ってたんだけどさあ
と、彼はこんなことを言い出した。
 なんで、大野病院事件で、加藤先生が悪者にされたかわかる? 実は、あの先生はマスコミにとって「都合良く」悪者に見えたからなんだよね〜。
と。要するに
 カメラを睨み付けるようにするから、「悪者顔」に撮れるのが「都合が良かった」
のだという。そして
 それにさあ、あの先生、マスコミに対して、わりと敵対的な感じだったのね。敵対的っていうのがまずかったら、「非協力的」だったわけ。だから、各社揃って「てめえがその気なら、徹底的にやってやろうじゃないか」って、「あの先生叩き」に走ったところは間違いないと思う。
と続けた。(中略)
この話をしたマスコミ関係者は、こうも言っていた。
 テレビは特にそうなんだけど、「どう見えるか」でほとんど勝負が付いてしまう。うちのエライさんは、本当はいい人なんだけど、「見るからに悪者顔」なんで、謝罪会見しても、全然謝ってるように見えなくて、ソンなんだよね〜。人間性なんて、カメラは映さないし。
ああ、お宅のあのエライさんは、確かに昔から「悪人顔」でいまや「悪代官」にしか見えないからな。

カメラ映りだけで前任か悪人か決められるなんて、血液型占いよりタチ悪いです。人は見た目が10割+マスコミに媚うらないと悪人扱いされるのかぁ〜・・・これが本当の話なら日本で信じられるニュース報道はゼロですね。そういうのはワイドショーって呼ぶべき。