ようこそ、過労死の世界へ

不況の影響は口座残高だけでなく、休暇にも及んでいるようだ。米国では例年なら夏に長期休暇を取るのが普通だが、今年は休暇を取ったらそのまま出社しなくていいと言われそうだとの不安が広がっているという。(中略)
米国人はただでさえ、欧州などに比べて有給消化率が低い傾向がある。インターネット旅行代理店の米エクスペディアが今年実施した調査によると、有給休暇をすべて消化できていないと答えたのは米国人の34%を占め、フランスの22%、ドイツの24%を上回った。なお、有給消化率が最も低い日本ではこの数字は92%に上った。

「日本人は働きすぎ」と揶揄してきたアメリカ人ども、1おうやく日本に追いつきましたね。おめでとうございます。日本人だって好きで働き続けてるわけじゃないんです。休みたいけど、有給をとりすぎるとヒンシュクをかって居所がなくなることを恐れてるだけです。不景気からの脱却という観点から考えると、引きこもり傾向な夏休みは良くはないんでしょうけれど。