牛の精液盗に懲役3年求刑

 宮崎県畜産試験場高原町)から同県産和牛の冷凍精液を盗んだとして、窃盗罪に問われた徳重賢一被告(66)の初公判が24日、宮崎地裁(白石篤史裁判官)で開かれ、徳重被告は起訴内容を認めた。

 検察側は「宮崎県が努力して研究開発した牛の血統が県外に流出するなど、被害は重大で社会的影響も大きい」として懲役3年を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求め、即日結審した。判決は9月7日。

 冒頭陳述などによると、徳重被告は2006年12月ごろ、当時同試験場の研修生だった男(23=同罪で起訴)ら2人と共謀し、県産和牛の冷凍精液入りストロー状容器40本を窃盗。北海道の牧場関係者に一部を売却したとしている。

世の中いろんな窃盗があるなぁ。いくらで売れたのか気になってググってみたら通常1本=5,000円のところを1本20〜30万円で北海道の獣医師に売ったらしい。そりゃボロいな。ヒトのは売れないのに