政権交代の効果の見えはじめ

【ワシントン=小川聡藤崎一郎駐米大使は10日の記者会見で、米国防総省のモレル報道官が9日の記者会見でインド洋での日本の給油活動の継続を強く求めたことに関連し、「日本の国際貢献は日本が主体的に判断していく。米側もこれまでそれを十分尊重してきた」と述べ、不快感を示した。

 そのうえで、「日米間にはずっと築いてきた信頼関係があり、報道官を通じてやりとりするような関係ではない」と述べた。

駐米大使の強気発言は、民主党への政権交代にまつわる変化の一端です。インド洋での米軍機へ給油活動は、石油高騰時に自民党が数で押し切って決めてしまった法案だと記憶してます。そのお金を国内の雇用問題や不況対策に回してたら全然違ったかもしれないのに、と切歯扼腕してしまいます。
まぁ日本はアメリカの核の傘の下にいるわけですから、思いやり予算を全部なくせとまではいいません。しかしバブル絶頂期から比べても1.5倍まで膨れ上がってるのは納得できないです。今回の政権交代を口実にザクッと減らしてくれたら溜飲が下がります。