何か知らんが珍しく感動した

消息を24日に絶って転覆した漁船から、4日ぶりで乗組員3人が無事救出された。

 太平洋の八丈島近海で無線が途絶えていた漁船「第一幸福丸」(8人乗り組み、19トン)。船は台風20号に見舞われたが、3人は船内の空気だまりで救出をじっと待っていた。(中略)
 日本海難防止協会の大貫伸・上席研究員は「転覆した船に空気だまりができ、助かったケースはあるが、今回のように4日間も空気が保たれ、生き延びることができたのは奇跡的。おそらく水も食料もなく、体温が奪われ、精神的にも追いつめられていたに違いないのに、よく頑張った。歴史に残る救出劇だ」と話した。

救命いかだで船長が遺体で見つかった、というニュースを見て、残りの船員も絶望的なんだろうなぁと思い込んでました。帰りを待っているご家族の悲痛な写真を見ながら「信じて待ってる・・・んだろうけど、正直もう可能性はないだろう」と、どこか冷めた目で見ていた自分に猛省です。よかった、本当によかった。