出たよ、日本の「穢れ」精神

 英国籍の英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=の遺体を遺棄した容疑で逮捕された市橋達也容疑者(30)が逃亡中に住み込み勤務していたと公開写真で気付き、警察に通報した建設会社が、取引先から相次いで契約を打ち切られていることが13日分かった。

 建設会社関係者によると「社員の身元もきちんと調べない会社とは取引できない」と契約解除を通告される例が続いた。この関係者は「通報すれば、取引停止もあるだろうと事前に話し合った。だが社会人の義務として通報した」と打ち明ける。

エェェェェ〜そりゃないよ。「社会人の義務」で警察に通報して容疑者確保に貢献した会社が、取引先から続々と切られそうになってるそうです。従業員の身元確保って・・・契約金と作業員数を比べたら、マトモな手当てが出てないことは自明のはずですが。自分が安く買い叩いておいて「従業員の身元ぐらい確保しないとダメ」なんて無茶言い過ぎです。
それより、このケースが悪しき前例になって、容疑者らしき人間が紛れ込んだ会社は死んでも通報しないでしょうね。「社会人の義務」を守った建設会社が存続できますように。そして安易に契約を打ち切った取引会社が露見して赤っ恥かきますように。