イスラエル映画『力士』

 イスラエル中部モディーンで暮らすエルダド・ベンホリンさん(50)。空手5段の腕前を誇る一方、同国随一の相撲愛好家で、自身が演技指導を行った「力士」の映画は今年、「10年に1度」とも言われる大ヒットを記録した。
 ダイエットに嫌気が差した巨漢の男性4人が開き直って相撲クラブを結成、日本で開催される相撲の世界大会を目指す。ベンホリンさんが技術指導した映画「大きさの問題」は、イスラエルで社会問題になっている肥満を逆手に取り、コメディーにした。
 7月に公開された映画のチケットは、1週間で2万4000枚以上売れた。人口750万人のイスラエルでは異例の興行実績で、ベンホリンさんは「相撲の魅力が広がれば」と願う。
 ベンホリンさんは27年間にわたって相撲や空手の道場を運営、教え子は3000人に達した。相撲は「ルールが簡単で、対戦も楽しい」と人気で、ぶつかりげいこや「土俵マット」での取り組みを日々のプログラムに組み込む。

ユダヤ教の国で相撲映画が異例のヒット・・・にわかには信じられないニュースです。相撲ブームはブルガリアグルジアと来て、ついにイスラエルまで到達しましたか。見てみたいけど国内で封切りされるのか?